WeWork問題でゆれるソフトバンクグループ
2019年度第一四半期の決算短信を読んでみたので、個人的な感想を書きます
まず、最近取り沙汰されているWeWork株は、決算短信19ページ、B/Sの「投資有価証券」に計上されていて、2019年6月30日現在の話ですが、仮にすべて減損処理しても、まあなんとかなるのかなと思います。
それより気になる点が、投資会社なのである程度の「のれん」はしかたないところですが、「無形資産」の内訳が気になるところ(収益獲得に貢献するものなのか?)
あとやはり「ファンドの投資額」、この中には未上場株が含まれていると思われ、未上場株は個人間の恣意的な見積もり計上が可能な為、不確定要素が満載です
この3つで資産の半分以上を占めている状況です
27ページの今後の見通しは、未確定要素が多く連結業績を見通すことが困難なため、予想の公表を控えています、とあります
でしょうね、といった感じです
歯車が狂いだしている感があるので、雪崩式にくずれだす危険はありそうです。株価も軟調に推移しているところです
あと今現在、ソフトバンクグループの孫会社のヤフーですが、影響力が及んでいた時代から、しょっちゅうヤフー株を売り買いしていたみたいですが、単純にインサイダーにならないのかな?!と不思議に思っているところです