DeNAの減損から「のれん」を学ぼう!

今日は企業買収(M&A)の活発化により、「のれん」を計上している企業は多々あります

今回、DeNAが発表した、第3四半期累計での最終損益が約502億円の赤字で、その中にゲーム事業の「のれん」の減損損失が約402億円計上されているようです

ここで「のれん」「減損損失」について学びましょう!わかりやすくするために、額を小さくします

3,000円の品物を、5,000円で買ったとします。2,000円高く買っていますよね これが「のれん」として計上され、会計上「のれん」は、最長20年で償却していくもので、今回の例、高く買っている2,000円を最長償却期間の20年で償却していくものとして、毎年100円ずつ費用処理していくことになります。ただ、品物を買った側は、その品物を使えば、毎年の収益が100円以上増加する見込みで買っています。ふたを開けてみた所、思っていたほど収益が上がらなかったため

「定価より2,000円高く買ったのですが、そんな価値ありませんでした。2,000円損しました。ごめんなさい」

ざっくりですが、これが「のれん」の減損損失ということです

ポイントとして「減損損失」は、損といっても、新たなキャッシュが出ていくわけではないので、ただちに債務超過になる、といった話ではない

ただ、株価の下落は避けられなく、今回の決算発表後、DeNAの株価は低迷しているところです

特に中長期目的での株の保有を考えてらっしゃる方、貸借対照表B/Sの資産の部に多額の「のれん」が計上されていないかチェックすることをおすすめします!

「のれん」は換金価値のない、ただの待機費用です! ないに越したことありません

多額の「のれん」は、常に減損損失のリスクにさらされます!注意しましょう

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